【世界スタンダードマウス確定】Razer Viper V3 Proをレビューしたよ

どんなマウスなん?

・サイズ

長さ12.7センチ 横幅6.4センチ 高さ40センチ 重さ54グラム

若干ラージサイズ位の大きさです。重量に関しては他のゲーミングマウスに比べて特段軽くも重くもなく普通です。軽ければ軽いほどいいってもんでも無い(少しの力で動いちゃうので操作がピーキーになります)のでいい塩梅だと思います。

また値段的にも立ち位置的にもライバルになるであろう某L社の某Pro X2と比較すると6グラム軽いです(向こうは60グラム)

ぶっちゃけ今の時代60グラムは若干重い部類に入ります。

・形状

今流行りのいわゆるケツデカマウスに寄せつつも万能

XM1から始まりNinjutso soraやLAMZU Atlantisを始めとする多くの名作マウスを生み出したアレです。マウス形状を比較できる神サイト様で某Pro X2と比較した画像を載せます。

ピンク線が某Pro X2、青線がViper V3 Proになります。一見結構似てるなって思うかもしれませんがマウスにおいてはこの僅かな違いが全くの別物になります。

違いを見てみると、ProX2と比較して若干後方で高さのピークがありそこから急激に低くなっています。

これはいわゆるケツデカマウスの特徴となりますが、他のマウスと比較するとそこまでキツくないです。

正直ほぼないようにも見えますがこの程度でもアクセントになってきます。

これがキツすぎると被せ持ちやつまみ持ちなどに適性がなくなり実質的つかみ揉み専用機みたいになってしまい万能性が損なわれます。

ですがこのくらいなら普通に被せ持ちもつかみ持ちも行けます。

重さ的にもツマミ持ちで操作してもストレスにならないギリくらいの重さだと個人的に感じました。

ウエストのクビレはProに比べたらあります。持つ位置をここだよと教えてくれる程度なので癖は強くありません。

メインボタンには指が来るところにへこみがありちょうどいい感じに指が収まります。

全体的によく考えられてる塩梅だと感じました。ケツデカマウスが好きじゃない方も安心して使えますし好きな方も使えます。

コーティングは程よいサラサラ感でよほど汗をかかない限りはグリップテープも必要ありません。

ちなみにおしり部分にあるRazerの厨二病みたいなロゴは個人的にあんまり好きじゃありませんw

ボタン類

今どきマウスでは基本的人権と言っていいレベルで浸透しているオプティカルスイッチを採用しています。

オプティカルスイッチは機械的な接点ではなく光によって入力を検知しているので耐久性が高く、またチャタリングなどの不具合も理論上起こしません。

押し心地はクリッキー感が強く、なおかつ軽いのです。反応する浅さや底までの深さも浅いので連打しやすいのも高ポイント。

音は変なキュピキュピ音などはなくカチカチと心地いいです。

サイドボタンは僕はかなり気に入りました。

出っ張りが割としっかりしてて押しやすく、なおかつ横から滑らすように押すのにも支障がありません。

僕はProの埋まるような感じがあんまり好きではなかったんでありがたいですね。

ホイールのボタンも軽くノッチ感がしっかりタイプ。押し心地は軽くていい感じ、APEXなどでジャンプキーに割り当てても安心ですね。

ビルドクオリティ

はっきりいいます、歴代マウスの中でも最高クラスです。

まず重量が公称値ぴったりの54gです。ふつうは少なくとも公称値±1g程度はあるのですがまさかのぴったりです。実際に手持ちのもので確認しましたがマジです。

普通にあり得ないです、Razerさん今回かなりこだわってガチで作ってることがうかがえます。

強度も抜群です。フルパワーで握ってみましたが一切きしむ様子もなく(一万円くらいのやつだときしむような感覚が出てきます)頼もしいです。

てのひらが当たる位置を押しても問題なし。

さすがに裏面は少しへこみますがこんなところ普通強い力をかけないので問題ありません。

付属のソールはあまりいいものではないので張り替えてもいいかも(極端に気になるほどでもないけど)

センサーの位置はほぼほぼ真ん中らへんです。

ソフトウェア

Razerのソフトウェアは評判が悪いですが今のところ著しく不便な思いや不快になったことはありません。

DPIの感度変更やLODの調整、ポーリングレートなど基本的なものは揃っていますが特徴的な機能があります。

ゲーム内ポーリングレート機能というのですがこれはブラウザ使用時は1000hz運用で、ゲームをやる時だけ8000hzに切り替えみたいな感じのをソフトウェアの制御でできるものです。

これマジで便利で、8000hzはめちゃくちゃバッテリーを食うので(公称値17.5時間)普段は1000hzなどに制御してくれることによってバッテリー残量に怯えなくてすみます。

バッテリー持続時間はバッテリーマウスの宿命みたいなもんなので今まで搭載しているマウスがあんまりなかったのが不思議なくらいです。

センサー

最新のRazer 第2世代 Focus Pro K35です。

  • DPI 35,000
  • 最大速度 750
  • 最大加速度 70
  • 解像精度 99.8%

現時点(R6年5月時点)で存在する全てのセンサーの中でナンバーワンのスペックです。

正真正銘のフラグシップです。でも正味PAW3395でも十分な性能ですしあんまり気にしなくていいと思います。

まとめ

形状、ビルドクオリティ、機能面、スペックに置いて現時点では他の追従を許さないレベルのまさに新スタンダードです。買うか迷って予算に余裕があるならこれを買えばまず間違いないと断言可能なレベルです。

形状にも大きなクセがないので最初のマウスにもおすすめです。

改めてRazerの技術力、そして熱意が感じられました。

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